社会

メルカリ社長「ネットの作法はもう通用しない」について

こんにちは、藤原です。10.5-inchの新しいiPadが本日届くので、早く帰りたいです。

さて、メルカリ社長の興味深いインタビュー記事が日経BPから公開されております。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/092900020/060900019/

印象的だったのは特にこの部分ですよね、やはり。

「ネットオークション時代もこうした問題はあったが、当時はセミプロのような人が多い世界だった。売る側はセミプロが引っ張り、買う側が一般人というケース。けれども今では、売る側も買う側も一般人が主役。セミプロ時代には、売る側と買う側の間に一定の共通認識があった。いわば、ネットの“お作法”が通用していた。」「一方、メルカリでは、一般の利用者が増える過程で、昔なら考えられなかったような出品が出てきている。“まさか越えないだろう”と思っていた一線を、楽しさのあまり越えてしまう利用者もいる。」

黎明期は確かに一部の限られた人たちしかネットにはいませんでしたね。ISP(インターネットサービスプロバイダ)と契約しモデムを買ってきてアクセスポイントにダイヤルアップで接続する。回線は超遅いけど、当時は画期的すぎてよく徹夜でやったりしたものでした。(夜通し通信できるのはテレホーダイと言ってだな、以下略)

このような作業を独力でできるITリテラシーがあることはもちろん、そもそも安くない接続コスト以上の価値がインターネットにはあると思えるアタマの良い人たちが主なセグメントだったんだろうと思います。そう言えば高校の同窓会サイトが当時人気でしたが、その登録者数は綺麗に高校の入試偏差値順に並んでいましたね。

私の出身校は登録者数が少なく、上位校にいる先見性の高い同窓生達が羨ましかったのを覚えています。

要するに昔はある程度アタマが良くないとインターネットには接続できなかった(そもそもしようとも思わなかった)のが、今やもうスマホを買えば勝手にネットにつながるわけで、そりゃぁちょっと頭がアレな人たちもいっぱい参入してくるでしょうから、古き良き時代のコミュニティーを前提にした運営では行き詰まるってことなんでしょうね。

メルカリのようにC2Cプラットフォームを運営している以上、この警備コストは免れないのでしょうが、何とかインターネット黎明期からいた人たちだけを相手するようなビジネスが創出できたら儲かりそうと思うものの、それはそれで彼らの目が肥えている分、しょーもないものは出せないということで、また難しいという。

ま、世の中簡単には儲からないぞということで。

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