サッカー

FC東京の不運とマーケティング下手について

2016/08/31

2014年11月22日(土)の味スタはFC東京vs新潟だった。SOCIO会員(年間チケットホルダー)なのに滅多に来ない娘と久しぶりに観戦。
結果はまぁ酷いもので、1-3の惨敗。

別に優勝も降格もしない状況にあって、それほどモチベーションは高くないにしても、やっぱFC東京はついてない上にマーケティングが下手だ。
こんなことでは、いつまで経っても味スタを満員になんてできない。

今日の試合はSOCIO会員向けに招待チケットを大量に配布したその対象試合だった。だから、いつもは2万人くらいの観客が今日に限って4万2千人もの数に。
こういう試合で魅せないとダメ。こういう日に良い試合、見応えのある試合、そして何より勝つ試合をするから、無料チケットだから来たというライトなユーザーに「次はお金を払って来てみようか」と思わせることができる。でもこの肝心な試合でこの体たらくだ。
FC東京はこれまでも、この試合に勝っていればファンが増えるかも、という試合をことごとく落としてきた。その悪癖が今日も出た。

さらにだ。マーケティングセクションの奴一歩前へ!という目を覆いたくなることもあった。
代表戦が終わって再開後のJリーグ、ライトなユーザーのお目当てはやはり武藤だろう。(ちょっと詳しくて森重というレベルだろう)
実際に武藤がボールを持つと色めきだっていた女性ユーザーもちらほら私の周りの席でも見られた。
S席という比較的落ち着いてみられるエリアでもこの出現率なんだから、自由席ならもっとだろう。

そんな試合にだよ、クラブサポート会員になったら必ずもらえる選手カードが東慶悟ってどういう訳だよ。
そこは武藤だろ。普通に考えて。

そりゃファンは嬉しいよ。東慶悟はシーズン序盤に大怪我をして今シーズンは彼にとっても厳しいシーズンだった。
それが秋口になって少しずつ出場するようになって、今日も後半途中からの出場が期待されていた選手だ。
SOCIO会員にとってはそりゃ嬉しいことだよ。東のカードもらって、東が出場してくれたら。
しかしだ。今日の試合はおそらくライトユーザーが半数以上だろう。UUは多いがPUが少なく、結局ARPUはかなり低いはずだ。

そんな市場環境において玄人好みのことやってどうする。
おとなしく武藤で良いし、そういうセンスを東京フットボールクラブ株式会社のマーケティングセクションも持って欲しい。

優勝もACL出場も降格も関係ない中で、例えARPUが低くても、4万2千人という人間が調布の味の素スタジアムまで京王線を乗り継いで足を運んできてくれていることの意味を、くそつまらない試合をした選手達だけなく、東京フットボールクラブ株式会社の連中もしっかり考えてもらいたい。

寒空の下、そんなことを考えながら、東京ドロンパの帽子でとぼとぼと帰路についた晩秋の夜だった。

-サッカー